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Eclipseでの条件付きブレークポイント設定方法

Eclipse では、デバッグの際
特定の条件を満たした場合のみ処理を中断させるよう、
ブレークポイントに条件を付けることが出来る。

設定方法

  1. ブレークポイントの上で右クリックし、[ブレークポイント・プロパティー]を選択。


  2. 表示されたダイアログの左欄にて[ブレークポイント・プロパティ]を選択し、[条件付き]チェックボックスにチェックを入れる。


  3. チェックボックスの下のテキストボックスに条件を記述する。
    ※条件については、結果が boolean となるような式を設定する。

効果的な利用シーン

  • 共通的な入力チェック部品のデバッグをする際、特定の入力項目についてデバッグしたい。

    → 項目ID等を条件とすることで実現可能。

    ※通常のブレークポイントの場合、確認対象となる項目に到達するまで何度もスキップしなければならない。
  • 想定外の入力値(例えば、null が設定されることはあり得ない等)が設定された場合に処理を中断し、スレッドの各種状態を確認したい。

    → null を条件に処理を中断することで、そのタイミングで各クラスにどのような値が設定されているかが確認可能。

    ※通常のブレークポイントの場合、想定内の値が設定された場合も処理が中断してしまう。
    条件を付ければ、無作為に操作し、想定外の値となった時のみ中断させることが可能となる。